ホンダ「プレリュード」が復活すると話題に!伝説のデートカーの軌跡とは?

引用元:http://www.aurens.or.jp/~ishimoto/kyusya.html

ホンダのプレリュードという車をご存知ですか?

2017年現在ではその名前はホンダのラインアップの中には見当たりません。

プレリュードは2001年に生産を終了した隠れた名車の一つと言っても過言ではないでしょう。

なにを隠そう。私もプレリュードユーザーでした。

社会人になって初めて購入した車です。

もちろん中古車でしたが、一目ぼれでした。

家に帰って検討しようと思っていた私に、当時の担当者は

「中古車なので、早い者勝ちです。この後売れちゃうかもしれませんよ。」

と悪魔のささやきをお見舞いしてくれました。

そして、私はその日のうちに契約したことを覚えています。

沢山の思い出をプレリュードと作りました。

だからこそ、「ホンダ プレリュード復活か?」というニュースを見た時に心躍りました。

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惜しまれつつ消えていった名車の復活!

自動車ニュースで有名な「response」がプレリュードの予想CGを掲載していました。

それがこちらです。

引用元:https://response.jp/article/2017/04/26/294031.html

んっ?プレリュードっぽくなくね?

これが私の第一印象です。

まぁ、2001年に生産終了したモデルの後継モデルですから、大幅にデザインが変わるのは理解できるのですが、このCGはなんかプレリュードっぽくないんです。

語弊がないように申し上げますが、これはこれでカッコいいと思います。

ロングノーズとNSXを継ぐフロントマスク。ホンダが力を入れているジュエルアイLEDヘッドライト、グラマラスなリアフェンダーなどスポーツカー感は十分出ています。

しかし、プレリュードの後継モデルとして見ると違和感があるんですよね。

プレリュードと言えば、低く長いフロントノーズと直線を基調とした彫刻的なデザインが特徴的な車でした。

そしてなにより、その時代時代のハイテクディバイス惜しげもなく搭載した、まさにチャレンジングな車でした。

初代プレリュード(1978年~1982年)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

初代プレリュードは1978年に発売されました。

ホンダのフラッグシップスポーツカーとしてデビューした2ドアスペシャリティカーです。

この初代プレリュードは日本ではなく、国内外での販売が好調だった車でした。

モノコック(室内)の構造に力を入れており、高い剛性を実現し、さらにサスペンションにも拘っていて、FF(前輪駆動)車でありながらアンダーステアを抑えた味付けとなっているのでFR(後輪駆動)車のようなコーナリングフィーリングを再現していたので、当時の評価は高かったようです。

そしてこの初代プレリュードの「XR」と「XE」では、日本国内で生産する車では初となる「電動サンルーフ」が標準装備されていました。

2代目プレリュード(1982年~1987年)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

2代目プレリュードのキャッチコピーは「スーパーボルテージ」。

フロントサスペンションには当時レーシングカーで採用されていたダブルウィッシュボーンを採用し、リアサスペンションにはストラット式を採用しました。

これは現代のスポーツカーでも見られる組み合わせです。プレリュードの足回りはそれだけ良いものであったということです。

エクステリアではリトラクタブル・ヘッドライト採用。

そして初代に比べて8cmも低くなったボンネットが相まって、当時としては斬新なワイドアンドローで日本車離れしたデザインが女性にも好評だったようです。

インテリアでは運転席から助手席のリクライニングを倒すことができるという仕掛けが施されていて、これが「伝説のデートカー」の所以でもあります。

そんなこともあり、この2代目は人気を博し、ホンダを代表する名車となったのです。

それにしてもなんで運転席から助手席を倒す機能が必要だったのでしょうか?

まぁ、それはご想像にお任せします。(笑)

2代目プレリュードでも日本初が採用されています。

それは4wA.L.B.と呼ばれるシステムでした。

早い話が、4輪ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)のことです。

今では当たり前になっているABSですが、当時としては画期的な機構だったんです。

ブレーキを踏み過ぎても、タイヤがロックしない。それは安全に直結する技術です。

3代目プレリュード(1987年~1991年)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

時代はバブル経済真っただ中、人気を博した2代目のコンセプト、低床ボンネットやリトラクタブルリトラクタブル・ヘッドライトなどを奇襲し、引き続きデートカーとして一世を風靡しました。

初代から力を注いでいたサスペンションはさらに進化し、フロントリアともにダブルウィッシュボーンに変更されています。

そしてこの3代目プレリュードから量産乗用車では世界初となる、機械式4WSが搭載されました。

4WSとはハンドルの舵角に応じて後輪もそれに追従するというもので、最小回転半径を小さくするとこに成功しました。

あまりに小回りが利く為、最初は違和感があるものの、慣れれば、バックでの駐車がし易く、また、狭い場所での切り返しが楽などいいことだらけ。

一旦この4WSになれると、他の車が運転しにくくなるという声があがるほど画期的な装置でした。

こうして人気を博した3代目プレリュードでしたが、日産シルビア(S13)の登場で一気に販売台数が低迷してしまうのです。

4代目プレリュード(1991年~1996年)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

4代目プレリュードのキャッチコピーは「フューチャリスティック・スペシャルティ」。

装いを新たに0からデザインしなおしたプレリュードです。

「フューチャリスティック」の名の通り、未来的なデザインが話題となりました。

グリルという概念を無くし、ヘッドライトの内側に設けられたエアインテイクや三角形のテールレンズなど非常に斬新デザインでした。

また、インテリアにおいては、バイザーレスの近未来的なインパネを採用していました。

引用元:http://cysoku.com/archives/70663449.html

当時としては画期的なデジタルメーターを採用。

センターコンソールから助手席にかけて横並びに表示されるデジタルメーターが近未来的な印象を与えています。

この4代目で初めてエンジンが2リッターを超えます。

2.2L 直列4気筒エンジン DOHC VTECの最大馬力はなんと200馬力。

そして、この4代目プレリュードのCMに起用されたのが、あの伝説的なF1ドライバーであるアイルトン・セナ氏でした。

この頃私は中学生でしたが、F1小僧だった私は、このプレリュードのCMに心を奪われたことを覚えています。

そんな4代目プレリュードですが、バブル崩壊の影響によるクーペの需要低下などの要因を受けて販売台数に悩まされました。

クーペ不遇の時代の始まりです。

5代目プレリュード(1996年~2001年)

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

4代目とはまったく真逆のコンセプトを採用したのが5代目プレリュードです。

とにかく質と走りに特化した限りなくスポーツカーに近いスペシャリティクーペだったのではないでしょう。

私が一目ぼれして購入したプレリュードがこの5代目プレリュードです。

私が購入したのはこのプレリュードの中でもスポーティなモデルである「Type-S」というモデルでした。

2.2リッター DOHC V-techエンジンを搭載し、最高出力は220馬力。

10ccあたり1馬力という世界のホンダならではの高スペックなエンジンです。

NA(自然吸気エンジン)なので、アクセルを踏むのが気持ちのいい!

8,400回転まで気持ちよく回るエンジンユニットは秀逸で、5,000回転からV-techの本領発揮!

高回転用カムにシフトすると同時に、レーシングカーさながらの乾いた高音へと変わるエキゾーストサウンドと、爆発的な出力上昇に伴い身体がシートに押し付けられる感覚が堪らなく好きでした。

もちろん、5代目プレリュードでも画期的な技術を採用しました。

ATTSという左右駆動力分配システムです。

これはレーシングカーなどに採用されている技術で、外側のタイヤを積極的に回して旋回能力を高めるというものです。

まぁ、私のようななんちゃって公道ドライバーにはあまりATTSの恩恵は受けませんでしたが、サーキット走行などある程度高速になるとその本領を発揮できると思います。

なんでこの車が売れないのか不思議なくらい良い車でした。

しかし、時代はガソリン高騰により低燃費なコンパクトカーや実用性の高いミニバンなどにシフトしていきました。

2000年には日本を代表するスポーツカーが排ガス規制や需要の減少により廃盤となっていきます。

そして2001年、プレリュードもその歴史に終止符を打ったのでした。

まとめ

いかがでしたか?

ホンダ「プレリュード」という車は人気の絶頂と低迷の両方を経験した数少ない車です。

おそらく未だにファンの多い車だと思います。

現に私もその一人です。

その先進のデザインと技術で人々を魅了し、一躍「伝説のデートカー」と呼ばれるほど人気を博し、そして時代のニーズ移行により、惜しまれつつ廃盤となるまでの23年間ホンダを支えてきた車なのです。

だからこそ、ぜひ、プレリュードの名に恥じないスペシャリティクーペを作り上げて欲しいを思います。

新型プレリュードに期待しています。

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